車買取で即日現金化できる業者あり!即金の必要書類&2つの注意点
急な引っ越し等で車を売る必要がある、または今すぐお金が必要なため即日現金化したいという方もいるのではないでしょうか。
即金対応可能な業者は限られてしまいますし、そのためには売却・名義変更のための書類も準備しておく必要があります。
ここでは今すぐ車を売って現金を手にしたいと思っている方に、即金対応可能な業者の紹介と条件に付いてまとめています。また即金のために準備しておくべき必要書類も明記していますから、参考にして今すぐにでも行動しましょう。
車買取で即日現金化するのは基本的に不可能
急にお金が必要になって、車を売って即日現金化したいという方もいるかと思います。売買契約が成立したらすぐにお金が手に入るのではと思うかもしれませんが、本やCDなどをリサイクルショップに売るのとは違うので基本的には不可能です。
その理由としては主に以下の通りです。
- 高額の取引になるため
- 名義変更等の手続きに時間がかかるため
- 大手は支払い対応部署が異なるため
かといって、どこの買取業者も即金不可なのかというと、そうとは限らないので探してみるといいでしょう。
【早見表】大手車買取業者10社の即日現金の対応可否
買取業者名 | 即金対応の可否 |
---|---|
ビッグモーター | × |
ガリバー | × |
T-UP | × |
ユーポス | × |
カーチス | × |
ティーバイティー | × |
ラビット | △(店舗による) |
アップル | △(店舗による) |
カーセブン | △(店舗による) |
カーチェンジA1 | △(店舗による) |
車買取金額の振り込みにするのは”高額取引のリスク”があるから
たいていの車買取業者はタイミングに若干差があるものの、車買取金額の支払いは振り込みとなります。
その理由は、車の買取は高額の取引となってしまうからです。状態にもよりますが車の買取額は数百万円となることも少なくありません。高額取引のリスクは以下の通りです。
- 業者は常に数百万円の現金を保管しておかなければいけない
- 査定士が見抜けなかった不具合が出ても返金を求めづらい
- 出張査定なら査定員が大金を持ち歩かなければいけない
- そもそもそれだけの現金の準備ができない
即日現金支払いをしている買取業者はこういったリスクがあってもサービスの一環、他社との差別化としておこなっています。
即日現金に対応している業者を”6社ピックアップ”
買取業者名 | 対応可否 | 注意点 |
---|---|---|
ケンモータース | △ | 車・書類が準備できれば即日振込可能だが、会社が札幌市のため現実は難しい |
東京アセス | 〇 | 車・書類が準備できれば即日振込可能。店舗は東京と愛知 |
カーセブン | △ | 5万円を上限に売却金額の10%を即日現金支払い可能 |
オークショントレード | △ | 車・書類が準備できれば即日振込可能だが、会社が大分県のため現実は難しい |
ソッキン王 | ◎ | 唯一と言っていいほど即金を明記している。店舗は神奈川・埼玉だが全国どこでも積載車で引き取り可能 |
カウカウ | ◎ | 全国に店舗がある大手買取店。即金は明記していないが車・書類が準備できれば即日振込可能とのこと。 |
即日現金対応可能な車買取業者は全国でも多くはありません。どうしてもその日のうちに現金支払いをしてほしいという方に、即日現金に対応している業者を上記にピックアップしてみました。
条件としては車と諸書類の不備がないことです。またローンの残債がある方などは手続きに時間がかかることもあり、即金は難しくなることもあります。
即金対応可能な業者を”車一括査定”で聞くのもおすすめ
即金対応可能な業者を自分で探し出すのは容易なことではありません。いろいろな業者に査定してもらっても、最終的にすぐに即金対応できなければ意味がないでしょう。そんな時には車一括査定を利用して、そこで聞くのも一つの方法です。
車一括査定を利用して複数の車買取業者に査定を依頼すると、実車査定をするための電話がかかってくることがほとんどです。
その時に即金対応ができるか確認するといいでしょう。原則不可でも、もしかしたら対応してくれる業者もあるかもしれません。
【2019年最新】車一括査定おすすめランキング
即日現金・即金対応のために揃えておきたい必要書類
即日現金・即金対応できる業者があったとしても、売却・名義変更のために必要な書類がすべてそろっていなければ即日対応は無理です。即金対応可能な業者探しとともに、必要な書類を準備しておくことが大切になります。
【普通車】売却する際の”必要書類7つ”
即日現金化するには普通車は以下の7つの書類を準備する必要があります。
- 自動車検査証原本
- 自動車納税証明書
- 自賠責保険証原本
- 印鑑証明書原本
- リサイクル券
- 運転免許証などの本人確認書類
- 実印
このうち、自動車検査証と自賠責保険証、リサイクル券は常時車に入れておくものなので、おそらくあえて準備する必要はないかと思います。また車に乗る方なら運転免許証は常備しているでしょうから、こちらも問題ありません。
納税証明書も自動車税を支払った時に車検証入れに入れている方なら大丈夫です。ですので、取得する必要があるのが印鑑証明書です。
【軽自動車】売却する際の”必要書類6つ”
軽自動車を売却する際には、普通車よりも必要書類が少なく、以下の6つになります。
- 自動車検査証原本
- 軽自動車納税証明書
- 自賠責保険証原本
- リサイクル券
- 運転免許証などの本人確認書類
- 認印
普通車同様、車検証や自賠責保険証、リサイクル券などは車検証とともに入っているでしょうし、軽自動車納税証明書もしっかり保管しておけば必要書類は簡単に揃います。
また認印でOKなので、印鑑証明書を取得する必要もありません。そのため、軽自動車は普通車に比べて急に車を売ることになったとしても、すぐに対応可能です。
即金対応の中古車買取業者に売るときの注意すべき『2つのこと』
即金対応の中古車買取業者に売るときは以下の2つのことに注意しましょう。
- 対応してくれる業者が少ない
- 足元を見られてしまう恐れがある
数ある車買取業者の中で、即金対応可能な業者はどうしても限られてしまいます。特に大手買取業者のほとんどは即金対応不可となります。そのため即金対応が第一条件だと、どうしても信頼できる買取業者は少なくなるでしょう。
そして、即金対応可能な業者が少ないのですから、対応業者からすればそれが強みとなります。そのため、この価格ならすぐに現金で支払いますよ、と言われてしまう恐れがあります。
結果的に大幅に安く売ることになってしまいます。それを避けるには、まずは最初から即日現金払いしてほしい、ということは伝えないことです。
逆手に取って、即金対応してくれるなら、その金額で売りますと強気に交渉するほうがいいでしょう。そのためにもできるだけ多くの業者に査定して即金対応可能な業者を探すことです。
まとめ
このように今すぐ現金が必要で車を売りたいという方は、どうしても買取額は低くなってしまう可能性が高いです。それどころか地域によっては近くに即金対応可能な業者がない、なんてこともあり得ます。
業者を探しているうちに時間が経過してしまう恐れがあるので、そういう方こそ車一括査定などを利用して早めに業者と交渉することが大切です。
即日ではなくても数日中に現金を手にしたいという方は、できるだけ早く交渉と必要書類の準備をしましょう。